協進の革

2023.11.24 UP

106th 東京レザーフェア「協進エルの究極の革」

来たる12月7日〜8日の2日間にわたって行われる日本最大級の革と資材の展示会『東京レザーフェア』に、今年も協進エルは出展します。

今回のテーマは「究極の革」
国内外を問わず、日々、無数の革を見続けてきた協進エルのスタッフたちが厳選し、「これは究極だ」と呼べる革を、ジャンルごとにセレクトして皆さんにご覧になっていただきます。

この記事では、その一部をご紹介。パソコンやスマホから感じられるそれぞれの革の質感や特性は限られたものではありますが、まずはここで気分を高め、東京レザーフェア当日を迎えてください。

究極の経年変化1「リヤード」

生産国 : イタリア
種 類 : 牛カーフ丸革
サイズ : 平均 220 DS
在庫色 : クロ、ワイン
特 徴 : コードバンを意識したボックスカーフ。ワックスが使われているので、使用していくと、たちまちコードバンのような底光りするツヤが出ます。

ボックスカーフで経年変化する珍しい革。美しいツヤが出ていることがわかります。

究極の経年変化2「ペコスロウ」

生産国 : イタリア
種 類 : 牛ショルダー
サイズ : 平均 140 DS
在庫色 : 19色 タンナー在庫有り
特 徴 : バケッタ製法で鞣されたことで、美しく経年変化します。また水染めのみで表面に仕上げを施していないので、変化していく風合いをダイレクトに楽しめます。

ペコスロウで作られた新品の財布を11月1日より弊社スタッフが使用中。約1ヶ月間、使用した変化を東京レザーフェアでご覧いただけます。

究極の経年変化3「アリゾナロウ」

生産国 : イタリア
種 類 : 牛ショルダー
サイズ : 平均 140 DS
在庫色 : 19色 タンナー在庫有り
特 徴 : 『ペコスロウ』と同じく、バケッタ製法が生み出す経年変化が楽しめる革。こちらも仕上げをしていないので、より直接的に革の質感を楽しめます。

まるで違う革のように、見事に色の深みが増しています。

究極の耐摩耗「クラシック」

生産国 : ドイツ
種 類 : ブル丸革
サイズ : 平均 600 DS
在庫色 : 33色 タンナー在庫有り
特 徴 : ソファーなどの家具用に用いられることが多い革。筋肉質なドイツ原皮を使用し、キズのつきにくい特別な仕上げ剤で仕上げられています。

耐摩耗性に加えて、耐久性にも優れているので、長い年月使用しても、へたりにくい強い革です。

究極の柔らかさ「絹革」

生産国 : 日本
種 類 : ベビーカーフ丸革
サイズ : 平均 60 DS
在庫色 : 無し 生産ロット一色20枚~
特 徴 : 生後6ヶ月以内のカーフを使用。特別なクロム鞣しで、「絹」のようになめらかで、やわらかく「包む」ことができる革として開発されました。

究極の白さ「純白」

生産国 : 日本
種 類 : ステアー半裁
サイズ : 平均 220 DS
在庫色 : 純白のみ
特 徴 : あらゆる工程でも白さにこだわり、原皮や鞣し剤、脂などの選定にも妥協することなく、徹底的に白さを追求しました。表面に化粧を施していないので、染色もプリントも、発色の良さが際立ちます。クロムフリー。日本エコレザー基準認定。

東京レザーフェアが主催する『極めのいち素材』に出展したこだわりの1枚です。

究極の軽さ「シルキーガーメント」

生産国 : 日本
種 類 : ステアー半裁
サイズ : 平均 250 DS
在庫色 : 無し 生産ロット一色20枚~
特 徴 : 使い勝手の良いステアーで、あらゆる工程で軽さを追求しました。是非、触れてみてください。

薄くして、ふくらませる。職人の技術力が詰め込まれた1枚です。

会場でお待ちしております!

いかがだったでしょうか。それぞれの革が持つ個性や特性を活かせば、あらゆるニーズ、用途に対応できると思います。ここで紹介したのは、ほんの一部。ぜひ東京レザーフェアの会場に足をお運びください。

106th 東京レザーフェア
2023年12月7日〜8日
@東京都立産業貿易センター 台東館

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