協進エルは、今週開催される第109回東京レザーフェアに出展します。そこでの見どころを紹介しますので、気になる商品がある方は、ぜひ会場にいらしてください!
1.柔らかさと軽さを意識した革
今回の新作は、最近、協進エルでも相談を受けることが多い『シュリンクレザー』を含む柔らかさと軽さを意識した革を提案していきます。
国産のものに関しては、姫路のタンナーのもとを訪れ、これまでとは視点を変えながら、アレンジを施し、新規開発をしました。いくつかピックアップして紹介します。
防水のナッパタイプ、『3Mカリーナ』
ストーンウォッシュ風なガーメント『スピカ』
左からボリュームが特徴の『ヴィーナス』、タッチ感を楽しみたい、マット仕上げの『ガル』、染料仕上げのオイルソフトシュリンク『ハダル』
続いて海外産の革をご紹介。
モンフリーニ社(伊)新作『オーラム』(ラム革)は全10色展開で、タンナーに在庫があるので1枚から購入が可能です。
また別のイタリアのタンナーによる『ヌメのベビーカーフ3種類(バニッシュ、粒出し、ベロア)』もタンナー在庫ありです。
左からボリュームが特徴の『ラグーン(仏)』、タッチ感が特徴で、ずっしりしたマットシュリンク型押し『クラシック(独)』、小粒でタッチ感が特徴的なマットシュリンク『バブルカーフ(仏)』、粒が比較的揃っているシュリンク『ムース(伊)』
経年変化の様子をご紹介
無類の革好きが揃う協進エルの営業マンが、ヌメ革やボックスカーフなど、さまざまな革の経年変化された商品を多数並べます。
ここではその一部をご紹介。ぜひ会場でその質感や色、革らしく変化していった様子を確認してみてください。
【アリゾナ(カーキ)】使用方法:机に入れて、たまに手でなでていた。
使用者コメント:触っていると触り心地もゆっくり変化していった。頭が焦げツヤが上がってくるのもわかります。ちょっとコロニル1909で磨いてみたらツヤが出た。
【アリゾナロウ(チョコ)】使用方法:後ろポケットに入れていた。
使用者コメント:気を使わないで普通に使用。変化が早く日々変わっていくのが楽しかった。
【トルコヌメ(ナチュラル)】使用方法:前ポケットに入れていた。
使用者コメント:何も気にせず普通に使っていた。クリームを塗ったり、日に焼いたりもして変化するのを楽しみました。
【サンドバイパー(ネイビー)】使用方法:前ポケットに入れていた。
使用者コメント:気を使わないで普通に使用。メチャメチャ変化が速くて楽しかった。
【ベジタル(キャメル)】使用方法:前ポケットに入れていた。
使用者コメント:全く気を使わないで普通に使用。ボックスカーフがこんなに変化するとは思わなかった。
【ゴースト(ブルー)】使用方法:前ポケットに入れていた。
使用者コメント:何も気にせず普通に使っていた。ロウは使っていて気にならなかった。アタリが強いところからだんだんとロウが取れてツヤが出てきた。
おわりに
いかがでしたか? 今回もたくさんの革を用意して、皆様をお待ちしております。また今回も1デシコースターはフランス デュプイ社の『マロカーフ』を使ったものをご用意。気軽に使っていただけたらと思っています。
協進エルのブースは「6階」ですので、ぜひお立ち寄りください!